中古物件を購入する時って築年数かなり気になりますよね。
今回は築50年の我が家に4年住んでみて分かった事を3つ解説します!
冬に注意したいポイントも解説しますので最後までご覧ください!
ちなみに私は、ユズリノでリノベした、施主のリョウタです。
” 施主 ”というのは、いわゆるリノベを依頼する『 お客様 』の方です。
私はリノベやDIYが大好きなんですが
そんな私が、これから施主になるお客様へ知っとくとためになる情報を掲載していきます!
略歴
- 30代夫婦子供2人
- 趣味はDIYとコーヒー。こだわり強め。
- 座右の銘『 何事もバランスが大事 』
我が家の物件情報
我が家はこんな感じです
- 築年数:築50年
- 周辺の立地:住宅街
- 形状:平屋
- 間取り:3LDK
では具体的に3つのポイントを見て行きましょう!
リノベーションで快適になる
仕事やプライベートで、新築のお家に出入りすることがあるので、その度に我が家と心の中で比較しています(笑
しかし驚いたのは、真冬にお邪魔したときに、有名メーカーの新築戸建と変わらない室温だったということです。
ゼッチ(ネット ゼロ エネルギー ハウス)や一部メーカーの高気密/高断熱にこだわったお宅にお邪魔したときは、真冬でも本当に暖房をつける機会が少ないのも事実でした。しかし、そういった特殊な工法を除き、築45年であっても、新築と変わらない状況だったのにはびっくりした経験があります。
ここで冷静に築45年の物件を考えてみましょう。
私の物件が建てられた年:1975年(昭和50年)頃
1975年頃の日本:
バブル期〜バブル崩壊の時代
様々なものが豊かになった時代
同時に法整備も進んだ時代
※1970年の建築基準法改正で現在の制度に近い形が整いました。
今現在、70代の人が30代頃に家を建てた物件というイメージです。
親が新築を買っていれば、『実家がだいたい築50年〜40年』というご家庭も多いかもしれません。
あるいは、親戚や従兄弟の親の家がその頃に新築していれば、そういった物件をイメージできるかもしれません。
何が言いたいかというと、今売りに出ている中古物件が築50年であっても、高度経済成長という様々なものが豊かになった時代、様々な法律が整えられた時代の建物であるため、基本性能は一定水準を満たしていることが(基本的には)前提になりやすいということです。
そう考えると、築年数が50年と古く感じるかもしれませんが(実際古いですが笑!)、そこからリノベーションを行えば、住宅性能をある程度確保できるということは想像しやすいのではないでしょうか?
コールドクラフトに注意
コールドクラフトって知ってますか?
冬に、冷えた窓に暖房などの暖かい空気が当たることで、足元に冷たい空気が流れ込み、天井に暖かい空気が逃げてしまうことで、部屋が暖まらないという現象です。寒い日に暖房をつけて、窓に手を近づけると、風が吹いているように感じたり部屋が暖まらないと感じたりしたら、コールドクラフトが原因かもしれません。
我が家の場合、断熱性はそこまでこだわらず、一般的な断熱材と、ある程度の板の厚みの床材(無垢じゃない)を使用しています。
リビングには広い窓がリノベーションせずにそのまま並んでおり、それら全てがアルミサッシなのです。そのため、コールドクラフトが発生していました。
コールドクラフトが発生しやすい具体的な場所は、窓、玄関、ドアの3つです。
特に、普段からくつろいでいるリビングと寝室の窓が広く冷えやすい状況であれば、コールドクラフトによって快適さを損ねるリスクが高まります。
これから中古物件を購入される際には、注目してみてください。
コールドクラフトの窓への対策
・リビングや寝室に大きな窓がある場合は、窓を樹脂サッシや二重窓にする
・窓自体をなくす
・窓の下部に断熱性能を高めるDIYを行う
住んで分かることも多い
だけど、先に準備できることも多い
もっと快適に暮らすにはどうしたらいいか?
実際に住んでみて分かることも色々あるわけですが、できれば先に準備したいものですよね。
私が家づくりをすすめた時は、InstagramやTikTok、YouTubeなどでの情報は今よりは多くなく、インターネット上のブログなどが多かったわけですが、今は色々なところで、施主の生の声を聞くことができます。
そのため、あなた自身の条件に近い配信者を見つければ、きっと参考になるでしょう。
ネットの有益な情報と、信頼できる担当者さんをゲットできれば、先に準備できることは飛躍的に増えます。
後悔しない家づくりは、実現可能でしょう。
まとめ
今回は、築50年の我が家に住んでわかったことを3つ解説しました!
皆さんの探している物件はどのような状態でしょうか?
一概に築年数が古くても、その物件がどのような状態か冷静に判断していきましょう!
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