最近かなり話題の”地価高騰”
2023年公表の基準地価上昇率は
熊本県大津町がなんと、全国1位なんです(参考:FNN)
そんなニュースが出ると
『これから土地の購入を考えてるんだけど大丈夫かな?』
『購入予定の土地とは離れてるから影響ないよね?』
なんて考えちゃうのが私たち施主です。
今回は
・熊本県内の地価高騰している町
・地価高騰への対策
について解説します!
ちなみに私は、ユズリノでリノベした、施主のリョウタです。
” 施主 ”というのは、いわゆるリノベを依頼する『 お客様 』の方です。
私はリノベやDIYが大好きなんですが
そんな私が、これから施主になるお客様へ
知っとくとためになる情報を掲載していきます!
略歴
- 30代夫婦子供2人
- 趣味はDIYとコーヒー。こだわり強め。
- 座右の銘『 何事もバランスが大事 』
- 最近嫁から言われること『 早くその前髪切って 』
地価が高騰してるのはどこ?
熊本県では台湾セミコンダクター・マニュファクチュアリング・カンパニー(TSMC)の進出などを主な背景に、地価が高騰していることが話題です。
実際に地価の状況を見てみましょう。
以下に、2023年9月現在の熊本県の市町村公示地価ランキング1位〜10位を表にしました。
(数値の引用元:土地代データ)※数値の引用元サイトではその他の地域も確認可能
地価の上昇率に関しては、大津町が18.03%でトップ、次いで菊陽町が+15.60%です。
皆さんが購入したい土地はどうですか?
住宅購入への影響
では、私たちが購入したい住宅や土地への影響はどうでしょうか?結論は、『影響を受ける可能性が高まる』ということです。
少し曖昧に書きましたが、住宅や土地の価格に大きな影響を与える要因として”需要と供給のどっちが多いか?”というものがあります。
つまり
『欲しい(需要)』人が『売りたい(供給)』人よりも多ければ価格は上がり
その逆になると価格は下がる傾向があるわけです。
なので、今高騰している土地は、『欲しい人が多い』ってわけですね。
そして我々購入者は
『今熊本の〇〇町の土地が人気』
『〇〇町の土地が高騰している』
というニュースを見て
『〇〇町は高騰しているから、今のうちに買っておく方がお得!』
『〇〇町は高いから、お隣の〇〇町の土地を早く買おう!』
といった心理が働きやすくなり、一部の地域やその周辺が人気になる(=需要が増える)ことで価格が上昇する可能性があるわけです。
なので、あなたが購入したい住宅や土地の価格は『影響を受ける可能性が高まる』というわけです。
ただし、全ての住宅や土地が、需要と供給の関係だけに影響されるわけではありません。
住宅や土地の価格は、他にも様々な要因が絡みます。次に、その他の要因を見てみましょう。
あなたが欲しい家は大丈夫?
人気になると地価が上昇してしまい、我々購入者は高い価格でしか土地や住宅を買えなくなるのでしょうか?
実はそうとも限りません。
地価が上昇しても、上昇前の価格やそれ以下で買える場合もあるということです。
これには、以下のような『売る側の事情』が関係しています。
・地価の上昇がいつまで続くのか不透明(予想しづらい)
・災害リスクなども考慮が必要(リスクが高い土地は価格が低い傾向がある)
・売り切りたい時期や事情がある
・今の価格で思ったように買い手がつかない(という焦り)
などなど。
買い手である私たちは、こういった売り手の事情を考慮することが重要です。
このように住宅や土地の価格は、様々な要因が関係します。設定された価格を見てすぐに諦めないように注意しましょう。
地価高騰に焦らないことが大事
住宅購入の際に、地価の高騰の程度を比べたり売る側の事情を考慮して価格を考えてみたりと『今の価格に過敏になる』のはあまり良くありません。
なぜなら、地価が上がったり下がったりするのは
・様々な要因によって起こる
・その要因(将来のこと)を予想しづらい
こういった理由があるからです。
また、熊本県が今後さらに栄えるならば
人気の土地は、長い期間(10年や20年以上)でみると、今後上がり下がりを繰り返しながらも右肩上がり(上昇していく)だと予想できます。
そう考えると、今の価格には敏感にならず『いつ購入しても良い』とも考えられます。
今回のような地価高騰のニュースに一喜一憂したり、過剰な心配をして買い急ぐのではなく
『あなた自身の住宅購入の目的』
『無理のない返済計画』
これを見失わないようにしましょう。
まとめ
今回は、今話題の熊本県の地価高騰と私たち購入者への影響について解説しました。
地価高騰のニュースは、その土地や周辺の情報を知る良いきっかけです。改めて自分の住宅購入の目的を見直すチャンスとも言えます。
理想の家を手に入れられるように、一緒に学んでいきましょう!
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