2024.07.16

平屋が人気な理由とは?!メリット・デメリットも解説します

1.平屋とは?

平屋とは、一階建ての家のことを指します。限られた土地を効率的に使用するためにも二階建て住宅やマンションが主流ですが、近年では平屋暮らしをしたい人が増えており、世代に関係なくその魅力が再認識されています。昔の平屋と比べて、現代の平屋はデザイン性や機能性がよりアップしており、お洒落で個性的な平屋が多いということも人気が高まっている理由です。

2.平屋のメリット

平屋にはどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく紹介します。

2-1 階段がなくて生活しやすい

平屋はリビングやキッチン、寝室などが全て同じフロアにあるため、階段がなく誰もが生活しやすい空間です。小さな子供や高齢者がいる場合も階段から転倒したり、階段でつまづく危険性も少ないので安心して過ごせます。

2-2 生活の動線が効率的である

生活動線とは日常生活で移動するコースのことを言い、生活動線が複雑になっていると動きの無駄が増え、日常生活で知らず知らずのうちにストレスを感じてしまいます。二階建ての暮らしでよくあるケースです。しかし、平屋であれば全てがワンフロアに揃っているため、上下階の行き来がなく、部屋と部屋の距離も短いので、効率的な生活動線を作ることができます。

2-3 バリアフリー化に費用が掛かりにくい

階段がなく全て同じフロアに揃っているため、バリアフリーに対応しやすい作りになっています。はじめから段差のないフラットな空間にしておくことで、将来も安心して暮らせます。

2-4 家族とのコミュニケーションが増える

子育て世代にとって、部屋間の距離が近い平屋は子供の気配を感じやすくコミュニケーションがより取りやすくなります。どの部屋にいくにもリビングを通る間取りにすることも可能なので、自然と家族と顔を合わせる機会が増やせます。

2-5 間取りや外観がより自由に選べる

平屋の形はロの字型やL字型、コの字型などがあります。屋根の形も選択肢が多く、その形状を活かした天井高のリビングやロフトなど間取りの自由度も高くなっています。また、平屋は二階部分がないため、外観もより広いデザインから選択可能。空間を最大限に活用した「屋根裏」や「スキップフロア」など遊び心のある間取りで楽しむことができます。

2-6 メンテナンス費用や光熱費が削減できる

住宅は、経年とともに内装・外装の両方のメンテナンスが適宜必要になります。二階部分がない平屋の場合、外壁の修繕時に大掛かりな足場を組む必要がないため二階建てと比較してメンテナンス費用が抑えられる傾向にあります。また、全てワンフロアで完結するため冷暖房が効率よく使用でき、光熱費を抑えることもできます。平屋の大きな屋根を利用して、太陽光発電を取り入れている人も多く見られます。

2-7 地震や台風に強い

立地にも左右されますが、高い建物ほど地震の揺れによる影響を受けやすくなります。平屋は一階建てなので支える重量が軽く、安定しやすい構造となっているため、鉄骨造や木造に関わらず耐震性が高いと言えます。また、二階建てに比べて平屋は建物自体が低く面積も広いので、風の影響を受けにくくなります。

3.平屋のデメリット

平屋に住む前に知っておきたいデメリットもいくつかあるので、紹介します。

3-1 広さを求める場合は広い土地が必要

土地はエリアによって敷地面積に対する建設面積(建ぺい率)が決められており、その敷地いっぱいに建物を建てられるわけではないので注意が必要です。また、土地や家屋の大きさによって固定資産税が高くなる傾向もあります。

3-2 風通しや日当たりを確保する工夫が必要

平屋の周囲に二階建てやマンションが多い場合、風通しや日当たりが悪くなることがあります。そのため、場所選びはとても重要です。しかしながら、周囲の環境が変えられない場合、平屋に中庭を作るなど風通しや日当たりを確保する工夫はたくさんできるので安心してください。

3-3 水害発生時に水浸しになるリスクがある

一階建ての平屋は上階に避難する「垂直避難」ができません。そのため、水害発生時には浸水の被害に遭うことも想定しておかなければなりません。もし、土地選びから始める場合はハザードマップなどで浸水想定区域でないか確認しておくとよいでしょう。

3-4 防犯面に配慮が必要

平屋は全ての部屋が一階部分にあるため、外部からの侵入を受けやすい傾向にあります。窓を防犯ガラスにしたり面格子を設置したりなどの対策をすると安心です。人感センサー付きライトや防犯カメラ、防犯砂利を利用するのもおすすめです。

まとめ

現在子供や高齢者がいない場合であっても、自分たちの将来の生活を考えて平屋を選択する人が増えています。平屋の選択肢が豊富な近年、間取りや外観などをしっかり考えれば平屋のデメリットを最小限にすることが可能です。また、費用を抑えながらも最善の平家作りをしたいなら、中古リノベもおすすめです。興味ある方は資料請求をしていただくと、平屋の事例をいくつかお送りいたします。お気軽にお問合せください。

会員様限定の「非公開不動産」を閲覧したい!カンタン無料会員登録

現在119件ご紹介可能!

売主様のご要望で一般には公開していない
「非公開不動産」を会員様だけに限定公開しています。

今すぐ無料会員登録