
毎年やってくる台風。
事前の準備はもちろん、いざという時の情報を知っているのと知らないのとでは雲泥(うんでい)の差。
今回はそんな時のために、被害を最小限に防ぐ方法といざという時のためのお役立ち情報(熊本)をまとめました。
台風への備え

気象庁によると、熊本県の一部で風速15メートル以上の強風域に入ったとみられる台風第6号。
9日(水)昼前から夕方にかけて熊本県に最も接近する見込みで、1時間に60ミリ〜多いところで300ミリの降水量が予測されています。
引用:気象庁
家の周りをチェック
植木鉢や置物・物干し竿など、飛ばされそうなものは室内へ。ベランダスリッパもお忘れずに!
特に、室内も含め出入り口付近は避難経路にもなるので必ずチェックしておきましょう。
窓や網戸の点検
・窓や網戸には、強風など脱落しないよう上端部に「はずれ止め」がついているものもあります。きちんとセットされているか、ねじにゆるみがないかなどをチェックしておきましょう。
はずれ止めがついていない場合は、網戸を外しておくかテープなどで固定しておくのもよいでしょう。
・シャッターや雨戸がない場合は、窓ガラスが割れた場合の飛散防止のため室内側のガラスに放射線状にテープを貼っておくと怪我防止になります。
・台風が来てからは、ドアの施錠をし(二重ロックの場合は両方) 開閉はなるべく控えるようにしましょう!
・側溝や排水溝にゴミが溜まっていると大雨で溢れるおそれがあるので、事前に掃除をしておくことをおすすめします。
早めの買い物と水の確保

台風に備えてパンや水・ブルーシート・養生テープなどは早めに売り切れてしまうことも多いので、今後の災害にも備えて早めのお買い物を。
災害時にあると便利なものはたくさんありますが、知恵と工夫で案外どうにかなるものです。それでも熊本地震の教訓から「水」はすごく大事だなと思いました。
水道が止まってしまった場合に備えて、飲料水は多めに準備しお風呂に非常水を溜めておくなど水の確保をお忘れなく。また、氷は停電時の暑さ対策や溶けても飲料水として使えるのでおすすめです。
最低限確保しておくと便利なもの
・軍手
・養生テープやガムテープ
・ブルーシート
・雑巾やタオル
・大きめのゴミ袋
・非常食
・ラップ
・飲料水
・ウエットティッシュや手口拭き
・懐中電灯(乾電池)
・モバイルバッテリーや携帯などは充電をすることをお忘れなく!
+
※その他災害時にご自分が必要だと思うもの
危険を感じたら
避難をするかどうかは、どうしても迷ってしまうものですよね。
しかし、危険を感じた時にはすでに遅し...外に出られる状況のうちに早めの避難をしてください。
ただし、外に出ることが危険な場合は無理をせずできるだけ窓から離れるようにしてください。
また、システムバスの場合は覆われているため室内の中では比較的安全とも言われています。(※安全を保証するものではありません)
水害など被害状況にもよりますが、窓が割れたりした場合の避難場所として覚えておくと役に立つかもしれません。

万が一窓が割れてしまった場合には、段ボール以外にも畳で塞ぐこともできます。目打ちのようなもので引っ掛けてあげると簡単に外せますよ!
自宅から近い避難場所を確認しておく
避難が必要になった場合に備えて、貴重品や最低限の避難用品をまとめ避難経路の確認もお忘れなく!
国土交通省のHPでは、河川や道路の状況がライブカメラで随時配信されていますので様子を見に行くなどの危険な行為はやめましょう。
熊本市HP▶︎避難場所一覧
避難情報▶︎熊本市防災情報ポータル
国土交通省▶︎河川・道路ライブカメラ情報
台風が過ぎたら
窓や扉の部材曲がりや変形がないか、開閉に異常がないかを点検してみましょう。
ただし雨漏りなどで高所で確認作業が必要な場合は、大変危険ですので専門業者へご相談ください。
どこに相談したらいいかわからないなど、お困りの場合は弊社でもご相談可能です。お気軽にお問い合わせください。