
「アウトドアリビング」という言葉を聞いたことはありますか?
実は、中古リノベに「アウトドアリビング」という考え方を組み合わせることで、さらに魅力的で快適な住まいを実現することが可能です。
今回は、中古リノベーションとアウトドアリビングを掛け合わせ、庭やテラスを最大限活用した「開放的な住まいづくり」についてご紹介します。
初心者の方にもわかりやすくお伝えするので、ぜひ最後までお付き合いください!
1.アウトドアリビングとは?
まず「アウトドアリビング」について説明しましょう。これは、庭やテラスといった屋外空間を、リビングの延長として使うというアイデアです。ソファやテーブルを設置し、食事や読書、友人とのおしゃべりなど、家の中のように屋外でもリラックスできる空間を作ります。
四季を感じながら過ごす時間は、日常にちょっとした贅沢をプラスしてくれるものです。特に、庭やテラスがある中古物件をリノベーションする際には、アウトドアリビングを取り入れることで「住まい全体の価値」を引き上げることができます。
2.中古リノベーションでアウトドアリビングを取り入れるポイント
2-① 屋内と屋外のつながりを意識
アウトドアリビングを作る際は、リビングやダイニングなどの屋内空間とスムーズにつながる動線を確保することが大切です。たとえば、大きなガラス戸や折れ戸を採用することで、視覚的にも物理的にも屋内外の一体感を演出できます。
2-② 天候への配慮
屋外空間なので、雨や直射日光への対策が必要です。オーニング(可動式の日よけ)やパーゴラ(木製の屋根構造)を設置すると、快適に過ごせるだけでなくデザイン性もアップします。また、防水性のある家具やラグを選ぶと安心です。
2-③ 照明や植栽で雰囲気アップ
夜も楽しめるアウトドアリビングにするには、間接照明やソーラーランプを取り入れるとよいでしょう。また、緑豊かな庭をリフォームして季節の植物を植えると、リラックス効果がさらに高まります。
3.予算別アイデア
アウトドアリビングを実現するためには、予算に応じた工夫が可能です。以下は予算別のアイデアです。
3-1.【小規模】ローコストで始める
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DIY家具:パレット材を使って簡単なテーブルやベンチを作成。
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アウトドアラグ: カラフルな屋外用ラグを敷くだけで雰囲気アップ。
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植木鉢ガーデン: コンテナに植えた植物で簡単に緑を取り入れる。
3-2.【中規模】コストと快適さのベストバランス
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ウッドデッキ設置: 小さめのウッドデッキで平らなスペースを確保。
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パーゴラやオーニング: おしゃれで機能的な屋根構造を追加。
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家具セット購入: 防水性のあるソファやダイニングセットを設置。
3-3.【本格派】大規模なリノベ
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全面リフォーム: 庭全体をリノベーションして一体感を演出。
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ファイヤーピット設置: 夜の団欒を楽しめる本格的な設備。
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照明デザイン: プロの照明デザイナーに依頼して特別な雰囲気を演出。
4.実例紹介:開放感あふれる住まいのリノベ事例
事例1: ダイニングとリビングスペースを分けてプライベート空間を重視したアウトドアリビング

築46年の中古住宅を購入したAさんご家族。LDKではなくリビングとダイニングスペースを分けた間取りにリノベーション。

リビングスペースにウッドデッキを設置し、夜リビングからそのまま外に出てお酒を飲んだりくつろいだりできる空間づくりをしています。
事例2: マンションでもアウトドアリビングが楽しめるリノベーション

Bさんは、利便性の良いマンションを購入してリノベーションされました。広いLDKの床を全体は木目調で、窓際はモルタル調のフロアタイルと貼り分けて施工することで土間スペースのような使い方を可能にしています。

好きな観葉植物を置いてリビングから鑑賞できリラックスできる空間になったと喜ばれています。
まとめ
中古リノベーションでアウトドアリビングを取り入れると、ただ住むための家ではなく、「家族の生活を豊かにする空間」を作ることができます。庭やテラスを活かした住まいづくりは、コストを抑えつつ理想のライフスタイルを実現する素晴らしい選択肢です。
「自分に合ったアウトドアリビングを作りたい」「庭のリフォームやデザインに興味がある」という方は、ぜひリノベ不動産熊本中央店までお問い合わせください。経験豊富なスタッフが、あなたの理想を形にするお手伝いをいたします!