マンション

「削ぎ、つなぎ、ひらく。」間取りを、暮らしに合わせて描き直すリノベーション

間取り 3LDK→1SLDK 面積 60.53㎡

築37年の中古マンションにおいて、従来の3LDKという「部屋数優先」の間取りを、現代のライフスタイルに合わせてリノベーション。

個室を「削ぎ」、空間を「つなぎ」、生活の中心を「ひらく」ことをテーマに、3LDKから1SLDKへと大胆な間取り変更を行いました。

壁や天井の仕上げには躯体現し+白塗装を採用し、構造そのものをデザインとして可視化。幅広・溝なしのフローリングと組み合わせることにより、素材のコントラストと空間の奥行きを演出しています。

キッチンは向きを変更し、隣接していた二部屋と一体化。視線と動線が自然につながる開放的なLDKに。床の段差を解消し、ロボット掃除機の基地を収納下に組み込むなど、日々の家事負担を軽減する工夫も随所に施しています。

洗面・浴室まわりは閉鎖的だった空間をオープン化し、来客時の視線やプライバシーに配慮した動線計画を採用。窓のない浴室には室内側にガラスブロックを設け、光とデザイン性を取り込みました。

マンションの構造・動線・素材を整理することで暮らしの質を高めたリノベーションです。

Before

築37年 洋室・和室二間の3LDK

築37年 洋室・和室二間の3LDK

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