| 間取り | 10SDK→6SLDK | 面積 | 356.5㎡ |
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かつて祖父母が暮らしていた築100年以上の古民家。しばらく空き家だったこの家に、別々に暮らしていたご両親と若夫婦が集まり、二世帯で暮らすためのリノベーションがはじまりました。
昔ながらの梁や柱など趣ある意匠は活かしつつ、断熱性や水まわり設備を見直し、暮らしやすさを整えた住まいに再生。既存窓はカバー工法で新しい窓に交換し、内窓も設置することで、古民家ならではの寒さや暑さを軽減し快適性を高めました。
ご両親世帯と若夫婦世帯が気兼ねなく過ごせるよう、プライバシーを保ちながらも程よくつながる間取りを計画。人の気配が途絶えていた家に、再び灯りがともり、笑い声や生活の音が響きはじめたことで、建物だけでなく地域にもあたたかな変化をもたらしています。
長らく人のいなかった古民家が、家族のつながりとともに新たな暮らしを紡ぎはじめる。
この家の新しい旅路は、ここからはじまります。