テナント・ショップ

新たな人の往来がはじまる 古民家の宿「陽✴︎月」

間取り 5SDK→4SLDK 面積 204.12㎡

【築約150年 古民家再生リノベ】
推定 築約150年|伝統構法|リノベ費用1,000万円以上

高台に佇む歴史ある建物は、明治時代に建てられた築約150年の古民家。豊かな自然と広い庭園を活かした古民家の宿「陽✴︎月」として生まれ変わりました。

⽇本の伝統⽂化や歴史を堪能してもらえるように、なるべく当時のままの姿や材質を残した宿では、広縁から感じられる自然の色彩や風の匂いを肌で感じられる贅沢な時が流れます。

国内外から訪れた人が快適に過ごせるように、梁や柱はそのまま残しながらもモダンなつくりにリノベーションされた水まわり。全てを綺麗に整えてしまうのではなく、その家の持つこれまでの歴史や思い出・今では手に入れることが難しい職人の技が織りなす芸術作品をなるべく残したいという施主様の想いをカタチにしました。

持ち主が変わっても変わらずその場所に立ち続ける“逞しくて力強い古民家”によって、また新たな人の往来がはじまる日が楽しみです。

Before

After

古民家の宿ということで歴史的な日本家屋の良さと生活のしやすさを改善した和モダンをテーマに、人が手をかけすぎない自然と一体化したデザインを心がけました。広縁に面した窓からの庭園風景はもちろん、庭とは反対側の洋室にも大きな窓を設け、自然の景色を季節のパノラマとして愉めるなど、既存を活かしながら宿泊者が再来したくなるようなデザインにしました。

日本の古い家屋によく見られる仏間や床間はそのまま残し、宿が建つ山鹿の歴史や伝統文化である山鹿灯籠の展示スペースに活用。窓を開けて鳥の囀りや風を感じながらゆっくりと流れる贅沢なひとときは、高台に佇む古民家の宿に訪れた人だけのプライベート空間。

以前の土間だった空間とダイニングキッチンなどは、開放的なリビング空間へとリノベーションしました。全体を開放的にすることで和室で寛ぐ人・料理をする人・音楽を楽しむ人など、大勢で過ごしながらもそれぞれの時間を過ごすことができます。

また、土間を拡張したことで中と外の出入りがしやすく、広縁もあるので子どもから大人の方までノンストレスに全身で時間と空間を堪能していただける贅沢な癒しの宿として生まれ変わりました。

クリックすると
画像を見ることができます。